戦略的国際科学技術協力推進事業
（平成20年2月28日 募集は締め切りました）
平成20年度 日本‐フランス研究交流課題の募集のお知らせ
独立行政法人 科学技術振興機構（以下、「JST」という）では、研究者の国際的な交流を推進する「戦略的国際科学技術協力推進事業」を実施しております。本事業では、平成17年度、18年度、19年度に引き続き、平成20年度もフランスと「コンピュータサイエンスを含む情報通信技術」に関する研究交流の支援を行うこととし、課題を募集致します。
■ 概要
本研究交流は、政府間合意に基づき、日仏両国間において、募集分野における研究交流を実施することにより、我が国の科学技術の将来の発展に資することを目的としています。
平成17年度においては、相手国としてフランスと実施分野として「コンピュータサイエンスを含む情報通信技術」につき協力を実施するとの文部科学省の通知を受け、平成20年度も引き続き募集を行います。
「コンピュータサイエンスを含む情報通信技術」(Information and Communications Technology (ICT) including Computer Science)の研究領域では、例えば、以下のような研究を含みます。
- Technologies for Assessing Information system Dependability
- Robotics and Artificial Intelligence
- ICT using Quantum effects
- Micro Optical-Electro-Mechanical Systems (MOEMS) / Nano Optical-Electro Mechanical Systems (NOEMS)
- Micro Electro-Mechanical Systems (MEMS) / Nano-electro-Mechanical Systems
- Ubiquitous computing and network
- Grid and high power computing
- Virtual reality
- Ipv6
- Security
JSTは、フランスの科学技術関係機関であるフランス全国研究機構（Agence Nationale de la recherche (ANR)）と協力して、日仏研究交流の共同支援のための新たな枠組を構築し、当該領域(ICT including Computer Science)における研究交流をこの枠組にて支援することといたしました。具体的には、上記機関が協力して、比較的小規模な共同研究（日仏両国の研究者の派遣・招聘やシンポジウム・セミナー等の開催を含みます）を支援することを予定しています。
JST及びANRは、当該研究領域に係る日仏研究交流の課題の提案を募集します。なお、日本側研究者は、提案をJSTに申請し、仏国側研究者は、提案をANRに申請していただきます。（日本側研究者に合わせ、相手側仏国研究者からANRに同様の提案申請がなされない場合は、審査の対象となりません。）
■ 募集期間
平成20年1月7日〜平成20年2月28日
■ 募集要項
- 募集要項（PDF形式(0.4MB)）
- (募集要項は正として和文、参考に英文を付しています)
■ 申請方法
日本側研究者は、JSTの電子公募システムから申請します。JSTの電子公募システムを初めて利用する場合、トップページでユーザーIDを取得する必要があります。
電子公募システムへは、
http://puf.jst.go.jp/rqp
よりアクセス出来ます。申請の際、WEB上に必要情報を登録するとともに、WEB上から申請書類（Word形式(0.2MB)）をダウンロードし、記入して下さい。なお、日本側研究者にはJSTに、フランス側研究者にはANRに申請して頂きます。日本側研究者に合わせてフランス側研究者からANRに同様の申請がなされない場合は、審査の対象になりませんので、ご注意下さい。
■ 本件に関するお問合せ先
独立行政法人科学技術振興機構
国際部 事業実施担当 鈴木（
TEL:03-5214-7375 FAX:03-5214-7379
E-mail : sicpfr2@jst.go.jp